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職場やママ友の集まりに手作りのお菓子を持って行った時、「美味しい!売ってみたら?」と言われたこと、ありませんか?

あるでしょうあるでしょう、きっと周りの方に好評で、「売ってみようかな…?」「お菓子を売るって何したら良いんだ…?」と必死に検索して、たどり着いてくださったことと思います。

大丈夫、湧き出るその疑問、1つ1つ一緒にクリアしていきましょう!

このページでは、「お菓子を作って売りたい!」と思った時にどんな準備が必要なのか、全体像をご紹介します^^

(リンク先がない記事は今後順番に追加していきます)

お菓子を作って売りたい!と思った時に必要なもの4つ:売るもの、作る場所、売る場所、集客

「お菓子を売りたい!」と思った時に必要なものについて、実はたった4つしかありません。

お菓子を売る時に必要なもの
  1. 売るもの
  2. 作る場所
  3. 売る場所
  4. 集客

「それだけ!?」と思いました?
実のところ、これだけなんです◎

もう少し細かく見ていきましょう^^

①売るもの

本ページにたどり着く方は、
・自分で美味しいと思うもの
・周りの方から好評なもの
など、「売るならこれかな」というものがある程度決まっている方もいると思います。

趣味で作っているお菓子を商品として磨くための項目です▼

  1. コンセプト
  2. お菓子の種類
  3. 屋号、店名、キャッチコピー
  4. ロゴ
  5. ショップカード
  6. パッケージ
  7. ラベル

それぞれ見ていきましょう!

①コンセプト

「周りの方に好評だからこのサイトにたどり着きましたよね」と言っておきながらあれですが、例えば周りのお友達が「美味しい!売ってみなよ!」と言ってくれたとして、本当に売り出したとして、そのお友達は買ってくれるでしょうか…?

そのお友達がうそを言っているのではなく、「美味しい!売ってみなよ!」と言う気持ちにうそはなくても、実際に買ってくれるかどうかは別問題だな、ということです。

作りたいものが売れるとは限らない

今作っているお菓子を、許可のある製造場所で作って、ラベルを貼って並べれば、販売はできます。

しかし、売り出すことはできますが、それが売れるかどうかはその先の問題なのですよね。

例えば「クッキーを作ります!」という場合、クッキー作って売っている方って、たくさんいませんか…?

SNSに投稿しても、似たようなお菓子を作っている方はたくさんいませんか…?

では、どうしたら、選んでもらえるでしょうか?

作りたいものを作りつつ、選ばれるコツをお伝えします!

②お菓子の種類

扱いやすいものと、扱いにくいものがある、というお話です◎

温度帯(常温、冷蔵、冷凍)

コンセプトというよりは現実問題という感じになりますが…売ろうとしているそのお菓子は、常温でOKですか?もしくは、要冷蔵、要冷凍ですか?自分で作って、自分で発送して、お客様のもとへ届けるなら、一応は温度帯は自分で管理できます(常温便、冷蔵便、冷凍便が選べます。ただ、発送後は自分の手元を離れるので、見えない部分です…)

例えば委託で販売をお願いする場合、委託先には冷蔵冷凍の保管環境はありますか?

あるいは、マルシェで販売する場合、保冷剤&保冷バッグなどで保冷環境を作ることはできますが、そうはいっても電気で動いているわけではないので、都度保冷剤の交換が必要ですし、移動中も常に保冷環境にないといけません。

常温、冷蔵、冷凍のどれが良い悪い、という話ではなく、自分の売り物の温度帯を理解して、作るところからお客様のお腹に入るまでの温度管理をきちんとしましょう、というお話です🙆‍♀️

移動しやすさ(繊細で壊れやすい、壊れにくい)

例えば自分でマルシェに出店するにしても、ネットショップで販売するにしても、どこかで「移動」という場面があります。

繊細な作り、例えばぽきっと折れてしまう部分のあるクッキーや、袋の中でお菓子同士がぶつかって粉々メレンゲの焼き菓子などは、自分で持っていって出店するマルシェにも、配送業者さんにお願いするネットショップにも向かないかもしれません。

反対に、例えばグラノーラだと、最初から壊れている(?)といいますか、あまり衝撃による影響を考えなくても良い場合が多いので、配送も少し気が楽ですよね^^

③屋号、店名、キャッチコピー

①コンセプトにも通じるものがありますが、コンセプトが決まって、お菓子の方向性が決まって、お店の名前やキャッチコピーを決めていきます。

今、完成品のお菓子だけでは差がつかない時代です。

なぜなら、2018年から全国的にシェアキッチンが増えていること、シェアキッチンがないエリアの方も自分自身で工房を持つことがひと昔ほど大変ではなくなったので、自分のお菓子を作って売れる環境の方が増えたためです。

また、そういった小さなお菓子屋さんは、家庭で作られていたお菓子の延長線上の商品である場合が多いので、あんまり奇抜なものはそうそうないのです。

じゃあ売り出して、埋もれて売れませんでした、という未来は避けたいですよね!

完成品で差がつかないならどうするか?

店名やキャッチコピーで選ばれるようにしましょう!

④ロゴ

なくても販売は始められますが、あると世界観を打ち出していきやすいです。

理由としては、
・Instagramのアイコン画像
・LINEのアイコン画像
・商品に貼るロゴシール
など、統一感があると覚えていただきやすいためです◎

⑤ショップカード

ロゴと同じく、なくてもお店は始められますが、あった方が認知拡大につなげやすいです。

特にリアルの場で効果を発揮します◎

なぜなら、マルシェや1dayカフェ、委託販売など、「お店を見かけて、今回は買わないけど、なんとなく気になる」という方に気軽に持ち帰っていただきやすいためです。

また、誰か人と会う場に行く時や普段持ち歩いたりして、あいさつする時に配れますよね^^

⑥パッケージ

普段、お友達やママ友に配ったり、職場に持っていったりする場合は、タッパーや簡単な包装で持っていく方が多いと思います。

ではその状態で販売できるかというと、もう少し見た目に気を遣いたいですよね^^(ただ、環境に配慮してお店の量り売りにしようというコンセプトの場合は除きます。量り売りも可能な環境/難しい環境がありますので、詳細は販売場所の住所を管轄(担当)する保健所さんにお尋ねください)

パッケージには2種類あると考えています。

  • 商品の美味しさを長く保つ包装
  • 商品の見た目を魅力的に見せる包装

順番にいきましょう!

商品の美味しさを長く保つ包装

例えば、買ったクッキーが当日賞味期限!となっていたら、どんな気持ちになりますか?焼き菓子なら多少の日持ちを期待しますし、贈り物ならなおさら日持ちしてほしいですよね。

実は、ラップや、ペラペラな袋(OPP袋)では日持ちがしないんです…

市販のお菓子を開けた時に、「食べられません」という小さな袋が一緒に入っていること、よくありませんか?

実はその「食べられません」の袋が日持ちのコツなんです。

日持ちさせるために必要なもの
  1. ガス袋
  2. シーラー
  3. 鮮度保持材(乾燥剤、脱酸素剤)(「食べられません」の正体)

賞味期限

賞味期限、市販品には必ず書いてありますよね。この賞味期限、売る側になると、自分で決めないといけません。

どうやって決めますか?

「いつも家で食べる時はこれくらい持ってるしな…」という経験値で決めますか?

あるいは、

「これくらい持つ”だろう”」という感覚で決めますか?

“だろう”で決めるのは、ちょっと怖くないですか?大なり小なりテストした日にちで決めたいですよね。

商品の見た目を魅力的に見せる包装

いわゆる「ラッピング」と表現される場合が多いです。

ハロウィン、クリスマス、バレンタインなどのイベント仕様のラッピングや、平常時からギフト用として売り出すためのラッピングなどなど。

またネットショップでの通販になると、外箱(段ボール)と内箱にも分けられます。

⑦ラベル

市販のお菓子の裏に書いてある(あるいは貼ってある)あれです◎

自分で手作りのお菓子を売るとなると、このラベルも用意する必要があります。

ラベルの記載内容
  1. 名称
  2. 原材料名
  3. 内容量
  4. 賞味期限(消費期限)
  5. 保存方法
  6. 製造者(シェアキッチン活用の方は、ご利用先のシェアキッチンさんにお尋ねください)

ラベルに記載する内容と、ラベルそのものの作成方法の詳細はこちら▼

②作る場所

実は、食品を作って商品として販売するためには、その食品を作る場所に、保健所の営業許可が必要になります。

保健所の営業許可とは?

  • 菓子製造業
  • 飲食店営業
  • 惣菜製造業

など、お菓子屋さんや飲食店など、食品を製造したり販売する施設に必要なもので、物件の許可と、人の許可のセットで取ります。

物件は、生活用のキッチンではなく、営業用のキッチンが必要になります。なので、「家で許可取れないんだ😭がーん😭」となって、断念される方多数でした(涙

ただ最近、自宅を改装して自分で許可をとったり、使いたい時だけ借りられるシェアキッチンを活用される方が増えてきています。

製造場所の選択肢

  • シェアキッチンを借りる
  • お庭にコンテナキッチンを建てる
  • お家の一角(一室)を改装する
  • 賃貸物件を借りて改装する
  • 知り合いのお店を借りる

許可のある場所を確保するには?

許可を自分でとる!

保健所の許可って、自分でとれるんです!例えば…

  • お庭にコンテナキッチンを建てる
  • お家の一角(一室)を改装する
  • 賃貸物件を借りて改装する

具体的な方法はこちら▼

使いたい時だけ許可を借りる(シェアキッチン、間借り)

最終的に自分の工房や店舗を持つ!と考えていても、場所を持つことは大なり小なり費用がかかります。

「自分のお菓子が売れるものなのか、どれくらい売れるか分からない」という状態では、初期投資をするかどうか悩みますよね。

そういう時は、使いたい時だけ施設を借りませんか?

シェアキッチンや間借り店舗の活用です^^

ただ、シェアキッチン活用にはメリットとデメリットがあります。動画でどうぞ▼
(音声なしでもご覧いただけます)

いっそのことシェアキッチンを作りたい!

住んでいるエリアでシェアキッチンを探したけれど、シェアキッチン自体がない(涙)そうだ、シェアキッチンを作ろう!

保険

食品の事故は、いつでも起こる可能性があります。

人様の口に入るものなので、万が一に備えて、世の中には飲食店向けの保険があります。

シェアキッチンを利用する作り手さんが入りやすいもの、入りにくいものがありますので、また記事にしていきますね!

食品の事故で特に注意したいもの
  • 食中毒:バイキンが増殖したり、毒素を出したりすること。
  • 異物混入:袋の切れ端や金属片などが混ざってしまうこと。
  • アレルギー:ラベルの記載ミスや、コンタミネーション(現場でアレルギー物質の付着など)で、その食品に入っていないと思っていたアレルギー物質で反応してしまうこと。

食中毒だけと思ってました?意外とね、いろいろありますね。目に見えない(あるいは見えにくい)ものなので、気を付けるしかない、というのが現状です。。。

HACCP(ハサップ)

「衛生に気を付ける」を突き詰めたものがHACCP(ハサップ)です。

食中毒とかアレルゲンとか、そういうものが見えるメガネか何かが発売されたら良いなと思う今日この頃です。

③売る場所

売る場所とはつまりお代金を受け取る場所です◎

販路の選択肢としてはこういったものがあります▼

  • マルシェ
  • ネットショップ/SNSから直売り
  • 1dayカフェ
  • 委託販売

マルシェ

マルシェとは、いわゆる手作り市などのイベントのことです。

コロナの前は割と盛んで、コロナになってから中止や延期が続き、2022年頃からまた再開されてきました^^

マルシェ出店のメリット

  • マルシェはなんといっても楽しいです!大変なこともありますが、楽しいです!笑
    人と話すことが好きな方には特にオススメです◎
  • ふらっと通りすがった方に買っていただける可能性がある!
  • 認知拡大の可能性がある!

マルシェ出店のデメリット

  • 当日の集客が天候に左右される(屋外のマルシェで、雨天だと一足が少なくなるなど)
  • その日どれくらい売れるか、その日1日終わってからでないとわからない。
  • 売れ残るリスクがある。

マルシェに出る流れ

  1. 出るマルシェを探して申し込む(同時に製造場所を探す)
  2. 審査。
  3. 審査に合格する。
  4. 出店日が決まる。
  5. 製造日を決める。
  6. 製造日に作る。
  7. 当日出店する。

ネットショップ/SNSから直売り

ネットショップはいわゆる通信販売です◎

  • ECサイト
  • Eコマース

と言われることもあります。

ネットショップのメリット

  • 全国どこでも配送可能!
    全国の方がお客さまになり得る!
  • 製造前から予約注文を受けることができる!
  • 極論、売れた分作って発送したら良いのでロスが防ぎやすい!

ネットショップのデメリット

  • 商品代金の他に送料がかかるのでお客さま負担が増える。
  • 繊細な細工、繊細な温度管理など、配送が難しいものは販売しがたい。
  • 外箱の段ボールや緩衝材など、マルシェや1dayカフェ、委託販売ではかからない包装資材費用がかかる。

ネットショップで販売する流れ

すごいざっくりだと、

  1. 売るものを決める
  2. ネットショップを作る
  3. 集客する
  4. 販売する
  5. 作って発送する

という感じですが、もう少し細かく見ていくと、

  1. いつまでに何をやるというダンドリを立てる。
  2. 売るものを決める。
  3. 商品詳細ページを作る。
  4. 販売の告知をする。
  5. 販売を開始する。
  6. 販売を終了する。
  7. 作って発送する。
  8. アフターフォロー。

1dayカフェ/日替わりシェフ

1dayカフェや日替わりシェフとは、いわゆる間借り営業です◎

  • 飲食店営業許可のあるお店を1日だけ借りる
  • 飲食店営業許可のあるシェアキッチンを毎週○曜日に借りる

などなど。

1dayカフェのメリット

  • 多額の初期費用をかけて自分で店舗を構えなくても、飲食店の運営を体験できる!
  • 日頃から飲食店として営業しているお店を借りることで、自分がゼロから集客をしなくてもある程度認知のある環境を借りられる!

1dayカフェのデメリット

  • 自分のお店ではないので、内装や備品のテイストを100%自分の好みにすることは難しい。
  • 他にも営業している方(母体となるお店や、他曜日の間借りシェフなど)がいるので、他の方の備品や食材が置いてある場合がある。
  • 複数のシェフやお店が営業していても、使っている厨房は1つのため、誰か食品事故を起こすと、その厨房が使えなくなる可能性がある。
  • 自分が選んだ立地ではないお店に通うことになる(通いやすい、通いにくいがある)

1dayカフェをする流れ

  1. 1dayカフェができるシェアキッチン、お店を探す。
  2. 問い合わせをして見学に行く。
  3. シェアキッチンの空き状況を確認しながら、1dayカフェをする日程を決める。
  4. 企画(テーマやメニューなど)を決める。
  5. 集客する。
  6. 当日に向けて食材や備品の準備をしていく。
  7. 当日、行って準備して、営業して、片付け、撤収。

自分で1dayカフェをする前に他のシェフの手伝いとして入るなど、借りるお店、借りるシェアキッチンによって異なる場合があります。

委託販売

委託販売とは、自分で売るのではなく、他の方に販売をお願いすることです。

お金が動くタイミングが2パターンあります。

  • いわゆる委託販売:商品を預けて、売れたら商品代の何割が入る、というパターン。お菓子の作り手が在庫リスクを抱える。
  • 買取販売:商品を預ける相手が、事前に買い取ってくださるパターン。預ける相手が在庫リスクを抱える。

置いていただくお店の傾向としては、

  • カフェなどの飲食店(レジ回りなど)
  • 美容院
  • 雑貨屋さん

あたりをよく聞きます◎

委託販売のメリット

  • 自分が直接届けられない顧客層にも自分の商品を届けることができる!
  • 自分がその場にいなくても売れる可能性がある!

委託販売のデメリット

  • 「売れたら何割」という委託販売の場合、自分が在庫リスクを抱えることになるので、売れなかった場合に、賞味期限が近くなりロスになる可能性が高い。
  • 自分で売ったら100%の売上が自分に入るけれど、委託販売/買取販売の場合だと、60〜80%の金額になることが多い(200円のお菓子を自分で売ったら200円の売上が手元に入るけれど、委託販売だと120円〜160円手元に入る形になることが多い)
  • 自分でお店に納品しに行くか、配送で納品することになる。配送の場合、こちらが配送費を負担することが多い(とはいえ、最初から自分が払うものだと思うこまずに相手に相談してみる)

委託販売をする流れ

InstagramなどのSNSで #委託販売希望 などのハッシュタグをつけて募集する場合もあるようですが…過去の経験ですと、全く縁もゆかりもないところから、というよりは、よく行っているカフェの方と仲良くなって、「お菓子作って売りたいと思ってて…」「お菓子屋さんを始めたいと思ってて…」と切り出してみる、という場合が多いです。

ということを踏まえると、

  1. よく行くお店の方と仲良くなって、委託販売をお願いしたい旨相談してみる。
  2. 話が進みそうだったら一度試食を持っていく(シェアキッチンなどの本番の製造環境で作った方がより売り物と近いものが提供できるので望ましいですが、自宅で作ったものを試食として持っていく方が多い印象です)
  3. 委託の形(売れたら何割?お店屋さんが買い取ってくださる?売値の何割で卸す?)を相談して決める。
  4. 話が進んだら、実際に商品を作って納品する。

価格設定

販売するということはつまりお客様からお代金を頂戴することです。

ご自身で作ったお菓子、いくらで売りますか?

余談ですが、初めてマルシェで売ったパンのお代金300円、重たかったな〜。

もう本当、「お買い上げいただきまして、誠にありがとうございます!」です。

少し調べると「原価は売値の3割」とか出てくるので、かかった原価の3倍…と考えるかもしれませんが、いわば正解はないものです。

少し調べると「原価は売値の3割」とか出てくるので、かかった原価の3倍…と考えるかもしれませんが、いわば正解はないものです。

クッキー1袋100円でも、300円でも、500円でも、好きに設定なさったら良いです。

ただし、相場感というものはあるので(特に形のあるものなので相場感に引っ張られやすいです)、1袋1万円のクッキーと値付けすることは可能ですが、実際にそれが売れるかどうかはまた別のお話になります。

価格を考える時の一例
  1. 自分がいくら欲しいかを考える。
  2. 自分の売りたいものの相場の金額を調べる(マルシェやネットショップで、何がどれくらい入って、いくらくらいの設定なのか)
  3. 相場を参考に、自分の売りたいものの価格を仮設定する。
  4. その仮価格で、何個売ったら、欲しい金額が手に入るのか計算する(なんとなく現実が見えてくる)
  5. 次に、原価を把握するため、食材費や包装資材などかかった費用を計算する。
  6. 作りやすい分量ひと山作るのに、どれくらいの原価がかかって、どれくらいの時間がかかって、できたひと山を売り切るといくらの売り上げになるのかを書いて眺めてみる。
  7. 納得できればその価格で売り出してみる。

長くなったので…続きはこちら▼

④集客

実は、電波に乗っていない情報は存在しないことと同じなのです…!

例えば、お家の近くに美味しいケーキ屋さんがあって、自分自身は毎日目の前を通る…という環境であれば、たとえそのケーキ屋さんがWebサイトがなくSNSを一切やっていなくとも、そのお店の存在をあなたは知っています。

しかし、今はインターネットやSNSで検索して、自分の探している情報を見つける時代です。

Webサイトがない、SNSをやっていない、(飲食店なら)食べ◎グにも十分な情報が載っていない…となると、近隣ではない人たちはどうやってそのお店の情報を手にいれたら良いでしょうか?

手に入れようがないのです。

情報がない
▶︎そのお店のことを知る機会がない
▶︎そのお店に足を運ぶことがない

となるのです…!(悲劇!)

例えばマルシェ出店なら、そのマルシェが集客できれば、出店者本人があまり集客せずとも(できずとも?)自分のお店を知ってもらうことができます。

しかしそれでも、
・普段からSNSで知っているお店が出るから、そのマルシェに行く
というのと
・行ったマルシェでたまたま通りかかったからみてみる
とでは、お客様の購入度合いが変わってきます。

「あ、このお店SNSで見て知ってる!このマルシェに出るなら遊びに行ってみよう!」

「SNSで見ていたけど、実際食べたことなくて…今回買えるなら是非食べてみよう!」

こういうアツい気持ちのお客様、あなたのお店のファンを増やしていきたいと思いませんか?^^

では、どのようにファンをつくっていくか。SNS、Webサイトなどの空中線を活用していきましょう◎

ところで…前述で「マルシェに集客力があれば…」と書きましたが、現実問題、残念ながら「出すだけでは売れない」という場合が多いので、マルシェでもネットショップでも、自分のお客さまは自分で呼ぶ気持ちでやりましょう◎

  • マルシェへの来訪をSNSで促す。
  • ブログに出店情報を貼っておく。
  • お店の詳細をWebサイトに書いておく。
  • ネットショップへのリンクをSNSに流す。
  • 公式LINEアカウントの読者さんへアナウンスを流す。
  • メールマガジン読者さんへアナウンスを流す。

などなど…なんとなくイメージできましたか?

では具体的にどんなツールがあるかというと、

SNS
  • Instagram
  • Facebook
  • Twitter
  • YouTube
  • LINE公式アカウント
  • メールマガジン

Webサイト/ブログ
  • アメブロ
  • note
  • ペライチ
  • WordPress(ワードプレス)
  • Jimdo(ジンドゥー)
  • Wix(ウィックス)
  • Ameba Ownd(アメーバオウンド)

SNS

無料で世界中の方と会話できるツールです◎

Instagram

おしゃれSNS。お菓子の作り手さん本人がやっていなくても、お菓子を買ってくださるお客様がやっているSNS。SNSをひとつ選ぶなら、Instagram。自分だけの雑誌。

綺麗な写真はレッドオーシャン(競合多数)なので、最近はイラストで図解するアカウントや、文字を画像のように貼り付けるアカウントも。

また、24時間で消えるストーリーや、短時間の音楽付き動画リールなど、新しい機能がちょこちょこ追加されます。

Instagramは既存のお客様、未来のお客様との交流を深めることが得意ですが、新規顧客と出会うという視点でみると発見タブに載ることがひとつのゴール。

(Instagramの親会社がFacebook(Meta社)のため、設定画面でちょいちょいFacebookを触るシーンがあります)

Facebook

10年前は10代20代がやっていたが、今は30代40代50代が中心。自分の顧客層が30〜50代以上ならInstagramより力入れた方が良い。

「顔の見えるSNS」ということで実名登録が基本。そのため、「お友達の○○さんがオススメしていたお菓子」となりやすい(人は、身近な人が良いと言っていたものを自分自身も良いと思う傾向があります)

Facebookページよりも個人アカウントを動かした方がFacebookユーザーから好かれやすいです。

Twitter

拡散力がある。情報収集に便利。Twitterは、「片手間にちょこっとやる」よりも、「Twitterに住む」くらいの気持ちでガチでやった方が好かれやすいです。

「いいね」だけでなく、自分のフォロワーにシェアする文化があるので(リツイート)、他SNSより広まりやすい。

YouTube

これからは動画の時代。きれいな動画、わかりやすい動画はそれだけで価値があります。

体感値ですが、視聴者数>>>>>>>配信者数なので、参入余地あり◎

今はGoogleがYouTubeの親なので、Google検索すると一番上にYouTube動画が出てきます。

LINE公式アカウント

もはやインフラ。日本国内の月間利用者数8,600万人と、日本の人口の約68%が活用(2020年9月時点なので、今はもっと増えてそうですよね)

自分のLINE公式アカウントの登録者に対して、一斉配信と1対1のトークが可能。

月1,000通まで無料(1,000通の数え方は、登録者が1人なら月1,000吹き出しまで無料、登録者が1,000人なら月1吹き出しまで無料)で、1,000通以上は有料プラン。

メールマガジン

よりコアなファンに育てやすい。

メルマガスタンドに契約して、メルマガ読者として登録してくれた方に配信する。無料で配信できるものもないことはないけど…基本は月3,000円程度〜と有料のサービスです。

Webサイト/ブログ

SNSはタイムラインとして情報が流れていってしまうので、このサイトを見れば自分のお店の情報がわかる!というページを作りましょう◎

アメブロ(アメーバブログ)

聞いたことがある、もしくは書いていたことがあるという方も多いのでは?ブログを書いたことのない方にも始めやすいブログサイト。

note(ノート)

いろんな人のブログ記事の集合体。いろんな人のブログ記事を横断して閲覧できる感覚。

もともとはTwitterから入るユーザーが多かったですが、最近は一般ユーザー(非Twitter民)も増えてきており、お菓子の作り手さんもちょこちょこ見かけます。

パソコンからもスマホアプリからも投稿できます。

無料公開、任意の位置から任意の価格で有料にするなど設定できます。

ペライチ

1ページだけのペラサイト(階層がなく、上下に長いページのことが多い)

ブログ機能などはなく、商品の詳細を伝えるなど、テーマを絞った1ページで活用すると良いです。

WordPress(ワードプレス)

Webサイトを作るツールで、比較的レイアウトや機能など自由度の高いWebサイトが作れる(このサイトもWordPressで作ってます^^)

ですが、編集画面がややとっかかりにくそうなことと、基本的に有料(年間契約のドメイン代+月契約のレンタルサーバー代=月1,000円程度〜)なので、ゼロからスタートする方の場合はWordPressを使うことに少し根気と勇気がいるかもです^^;

Jimdo(ジンドゥー)

Webサイトが簡単に作れるサービスのひとつ。Wixと機能的には大差なく、JimdoかWixかは好み(と思ってます)

Wix(ウィックス)

Webサイトが簡単に作れるサービスのひとつ。Jimdoと機能的には大差なく、WixかJimdoは好み(と思ってます)

Ameba Ownd(アメーバオウンド)

アメブロのおしゃれバージョン。

大枠だけですが、20分程度で作りました▶︎https://startup-kitchen-nagoya.storeinfo.jp/

簡単なアクセス解析まで入って無料〜使えます(有料プランあり)

飛び道具!プレスリリース

上記のSNSやWebサイト/ブログは、一般消費者向けの発信するものとすると、新聞記者や雑誌記者、メディア、ライター向けに発信するプレスリリースというものがあります。

  • プレスリリース配信サービス(PR TIMES、@Pressなど):基本的に有料(1通3万円〜)
  • お手紙プレスリリース、記者クラブへのプレスリリース:基本的に無料。自分の労力のみ。

写真

商品そのものは食べるものだとしても、SNSなどの空中線で活躍するのは、写真や動画などの視覚的な表現です。

「味を知らない状態でも買いたくなる」表現を磨いていきましょう!

初心者でも魅力的な写真が撮れる3ステップ

  1. 良いなと思う素敵な写真やInstagramアカウントを探す。
  2. 素敵な写真を真似っこして撮ってみる!
  3. とにかく撮る!撮った分だけ上手くなる!

撮影時に意識するポイント

  1. 撮影場所
  2. 照明
  3. 構図
  4. 視点
  5. ピントが合っているかどうか
  6. 一瞬息を止めて、いざ撮る!

起業

お金まわりですかね、

  • 開業届
  • 確定申告
  • 扶養
  • 個人事業主
  • 働き方

などなども随時追記していきます!

お問い合わせはこちら

ということで、わからないことやもっと聞いてみたいことがあれば、

などでご連絡いただけたらと思います^^

ではでは、夢実現に向かって考動していきましょう!

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ABOUT ME
yuko kimura
名古屋で菓子製造/飲食店営業許可付きシェアキッチン"すたーとあっぷきっちん"を営んでます / @startup5kitchen / '88年名古屋生 / 名工大建築卒 / 栄養士 / 一児の母 / 民間補助金のような、お菓子を作って売りたい方が頼れる財団を作りたい!