シェアキッチン

【2020年版】ゴーストレストラン、クラウドキッチン、シェアキッチンなど…最近聞く食の言葉についてまとめてみた

ゴーストレストラン、クラウドキッチン、シェアキッチン…最近、テレビやネットで見る言葉で、「???」となっているものはありませんか?

よく聞く言葉についてまとめてみました!

ゴーストレストラン

ゴーストレストランとは、店舗を持たない飲食店です。製造場所は、クラウドキッチンや間借り(後述)で厨房を借りて作り、UberEATS出前館などのオンライン・デリバリーサービスを使ってお客様に提供します。

6curryさん公式サイト

カレー好きな方々が集まり、試しに間借りからスタートされたブランドです。

もともとTwitterなどのSNSでフォロワーが多い方が取り組まれていたこと、ビジュアルがインスタ映え、SNS映えすることもあり、瞬く間に話題に。

ゴーストレストランとして活動してファンを増やして、その後、2018年に1号店をオープンされました。日本初、住所非公開、会員制という画期的な店舗。

POPUPや1日店長などもされているので、気になる方はTwitter(@6curry_com)などをチェックして行かれてみてください!

クラウドキッチン

シェアキッチンと類似。特にクラウドキッチンは、ゴーストレストラン向けに特化したシェアキッチンをさします。

シェアキッチン

レンタルキッチン、クラウドキッチンと類似。貸主と借主が存在し、借主は賃料を払って借りることが多いです(賃料のシステムは、時間単価いくらという設定や、そのシェアキッチンを使って営業し、その売上の何割かという歩合があります)

言葉の歴史としては、レンタルキッチンが長く使われており、その次にシェアキッチン、2018年頃からクラウドキッチンという言葉が聞かれるようになりました。レンタルキッチンは貸主と借主が存在し、借主が使う時に使う時間分だけ、賃料を払って利用します。

シェアキッチンもレンタルキッチンと同義ですが、特に、保健所の営業許可を得たレンタルキッチンをさします。「ここで作ったお菓子や料理は、一般の方に向けて販売できます」という点で差別化を図っています。

間借り

既存の飲食店、製菓店などの空き時間を借りるものです。居酒屋さんの日中を借りて、モーニングやランチの営業をしたり、定休日を借りて仕込み作業をしたりします。

ただ、通常のお店だと、「定休日で店営業はお休みだが、仕込みがあるので厨房は使っている」ということがあります。

また、何かあった時には貸主のお店にも影響が及ぶので、仲の良いお店であっても(仲の良いお店の空き時間を借りる風景が度々見られます)、口約束だけでなく、きちんと契約書をかわした方が後々のトラブルが減る…かもしれません。

余談ですが…間借り分野だと間借りカレーというものがジャンル確立しているようです。 間借りカレーは大阪発祥のもので、東京でも広まっています。

間借り全体で「仕込み場所どうしよう」問題があります。

例えば、毎日お昼と夜と、違うシェフさんが借りている場合、夜のシェフさんはいつ仕込むのでしょうか?

その日の直前?直前に仕込んで間に合うものでしたらそれも有りかもしれませんが、例えばカレーのように 「煮込み時間が必要」という料理だと、もう、作業する時間がありません。ではどうするか。仕方なく、自宅(許可なし)で仕込むということが蔓延していたようです…が、やはり許可なしの場所で作業するのはいけないという認識が広まっているため、間貸し貸主さんと借主さんともに、順次対応が進められています。

まとめ

いかがでしたか?ゴーストレストラン、クラウドキッチン、シェアキッチンは、今現在増えている形態です。言葉の定義も、言葉が使われるについれて固まっていきます。

新しい食ビジネスの形が文化となりますように。

 

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