お菓子通販の梱包資材|配送中に崩れない箱・緩衝材・同梱物の準備
「お菓子を通販で販売したいけれど、どんな箱や緩衝材を用意すればいいの?」
「配送中に割れたり、崩れたりしないか不安…」
「同梱チラシやショップカードも入れた方がいいの?」
そんな方に向けて、この記事では、お菓子通販の梱包資材について整理します。
お菓子通販では、お菓子を作るだけではなく、袋や箱に入れて、お客様の手元に無事に届けるところまで考える必要があります。
マルシェでの手渡しの場合は、その場で多少調整できることもありますが、通販では配送中に箱が動いたり、衝撃を受けたりすることがあります。
そのため、外箱、内側の緩衝材、同梱チラシ、ショップカード、発送伝票などを、販売前に準備しておくことが大切です。
この記事では、パッケージの見た目やギフト包装の作り込みではなく、通販で配送中に崩れないための梱包実務に絞って解説します。
目次
お菓子通販の梱包資材は「外側」と「内側」で考える
お菓子通販の梱包資材は、大きく分けると、外側と内側があります。
外側は、配送に使う箱です。
- ダンボール
- 宅急便コンパクト専用箱
- クリックポスト対応の箱 など
内側は、お菓子を守るための資材です。
- 個包装袋
- ギフト箱
- 緩衝材
- 薄葉紙
- 紙パッキン
- 仕切り
- 同梱チラシ
- ショップカード
- お礼カード など
通販では、お菓子を作って終わりではありません。
お菓子を包み、箱に入れ、配送中に動かないようにして、お客様が開けた時に違和感がない状態にする必要があります。
まず実際に箱に入れてみる
お菓子通販の梱包で大切なのは、実際に箱に入れてみることです。
頭の中では「この箱で大丈夫そう」と思っていても、実際に入れてみると、
- 箱が小さくて入らない
- 緩衝材を入れると閉まらない
- すき間が多くて中で動く
- 金額のわりに物足りない
- 思ったより箱が大きくて送料が上がる
ということがあります。
以前、通販企画で外箱を用意した時も、白い段ボールをいくつか買って試し、実際にお菓子を箱に入れてみないとサイズ感がわからない、ということがありました。
入れてみて「金額のわりに物足りない…?」と感じたため、品物を増やしたこともあります。
箱は、見た目だけではなく、実際に商品を入れてみて、サイズ感、余白、見え方、動きやすさを確認しましょう。
箱を探しながら商品サイズも考える
お菓子を作る方は、「焼き型」から箱を探しがちです。
しかし、通販では最後は袋や箱に入れてお客様に届けます。
最後は箱に合わせるしかないため、箱を探しながら、焼き型、つまりレシピを固めていくと良いです。
たとえば、焼き上がったお菓子が箱に入らなければ、箱を変えるか、お菓子のサイズを変える必要があります。
箱には入っても、緩衝材を入れる余白がない場合は、配送中にお菓子が割れやすくなるかもしれません。
通販用の商品を考える時は、
- お菓子本体のサイズ
- 個包装した後のサイズ
- 箱に入れた時の余白
- 緩衝材を入れるスペース
- 送料が変わるサイズ規定
をセットで確認しましょう。
配送中に崩れないために見るポイント
お菓子通販では、配送中に箱が傾いたり、揺れたり、積まれたりすることがあります。
そのため、箱の中で商品が動かないようにすることが大切です。
- 箱の中で商品が動かないか
- お菓子同士がぶつからないか
- 上下左右にすき間がありすぎないか
- 緩衝材を入れても見た目が悪くならないか
- 箱を軽く揺らしても中身が大きく動かないか
- 配送方法のサイズ規定に収まるか
箱の中で商品が動く場合は、緩衝材、仕切り、紙パッキン、薄葉紙などで調整します。
ただし、緩衝材を入れすぎると、箱が閉まらなかったり、送料サイズが上がったりすることもあります。
実際に箱詰めしてみて、配送中の動きやすさを確認しましょう。
緩衝材・薄葉紙・紙パッキンの考え方
通販の梱包では、お菓子を守るために緩衝材を使うことがあります。
- 薄葉紙
- 紙パッキン
- エアクッション
- 仕切り
- クッション材 など
薄葉紙や紙パッキンは、箱の中のすき間を埋めたり、見た目を整えたりする時に使いやすい資材です。
ただし、資材によっては1枚単位で購入できず、まとまった数量で買う必要がある場合もあります。
少しだけ使いたいと思っていても、実際には束で購入することになり、初期費用や保管場所が必要になることがあります。
- 商品を守れるか
- 箱の中で動かないか
- 見た目が商品に合っているか
- 必要数量を用意できるか
- 保管場所があるか
- 資材代を価格に入れているか
箱や緩衝材の仕入れ先
実際に使ったことのあるお店屋さんです。
シモジマ(パッケージプラザ)
ダンボール、緩衝材、OPPテープ、ガムテープ、OPP袋、はたまたお菓子のガス袋から鮮度保持剤など、あらゆるものが揃います!
実際に行ける範囲に店舗があれば、店頭に足を運んでいただくことが一番です。
特に、名古屋市中区にあるシモジマ名古屋店さんは、もう、6階までの1棟が丸ごとシモジマなビルなので、「行けば大抵のものは揃う」お店です^^
(以前は1階にも資材が並んでいましたが、現在は2階〜6階がシモジマ資材になっています)
▶︎シモジマ
ダンボールワン
オリジナルのロゴ入りダンボールなどを作る時にお願いしました!
同梱チラシ・ショップカード・お礼カードを準備する
お菓子通販では、商品と一緒に入れる同梱物も準備しておくと良いです。
- ショップカード
- 同梱チラシ
- お礼カード
- 次回販売のお知らせ
- 公式LINEやSNSへの案内
- 食べ方や保存方法の案内 など
同梱するチラシやショップカードを準備する時は、「もしお客様だったら?」と考えると、大筋は整理しやすいです。
チラシの記載内容を考え、Canvaなどで印刷データを作り、家庭用プリンタ、コンビニ印刷、印刷会社など、印刷方法も考えます。
お菓子が届いた後、お客様が次にどんな行動をしてくださると嬉しいかを考えて、同梱物を用意しましょう。
- 感想を送ってほしい
- Instagramで投稿してほしい
- LINEに登録してほしい
- 次回販売を知ってほしい
- 保存方法を確認してほしい など
ただし、同梱物を増やしすぎると、印刷費や作業時間も増えます。
最初は、お礼カードやショップカードなど、無理なく用意できるものから始めるのがおすすめです。
箱・資材は必要数がすぐ買えるとは限らない
通販では、販売数が増えるほど、箱や資材の数も必要になります。
少量であれば、近くのお店で買える場合もあります。
でも、数十箱単位になると、店頭在庫では足りないことがあります。
以前、80箱分の段ボールが必要になった時、比較的大きなお店でも店頭在庫は10〜20個ほどで、メーカー発注が必要になったことがありました。
また、発送用の専用箱も、20個程度なら営業所に在庫があっても、80個となると事前発注が必要な数になる場合があります。
- 外箱は必要数そろうか
- 緩衝材は足りるか
- 同梱チラシは印刷済みか
- 発送伝票は用意できるか
- 保管場所はあるか
- 発送作業に何時間かかるか など
箱詰めには時間がかかる
お菓子通販では、箱詰めにも時間がかかります。
- 個包装する
- 食品表示ラベルを貼る
- 箱を組み立てる
- 緩衝材を入れる
- 商品を並べる
- 同梱チラシを入れる
- 発送伝票を貼る
- 発送連絡をする
販売数が多い時は、箱詰めだけで一日かかることもあります。
また、発送伝票の枚数が多いと、住所録を作るだけでも時間がかかります。
通販を始める時は、「お菓子を作る時間」だけでなく、「包む・箱詰めする・発送する時間」もスケジュールに入れておきましょう。
梱包資材は価格にも関わる
梱包資材は、見た目や安全性だけでなく、価格にも関わります。
- 外箱
- 個包装袋
- 緩衝材
- 薄葉紙
- 紙パッキン
- 同梱チラシ
- ショップカード
- 食品表示ラベル
- 発送伝票
1つずつは小さな金額でも、販売数が増えると大きな費用になります。
そのため、梱包資材を考えた上で送料を設定し、送料を考えた上で商品の価格を設定することが大切です。
「商品価格だけ見ると利益が出ているように見えるけれど、箱代や緩衝材を入れるとあまり残らない」ということもあります。
梱包資材は、商品価格と送料設定の中にきちんと入れて考えましょう。
通販梱包とギフト包装は分けて考える
この記事では、通販で配送中に崩れないための梱包資材を中心に扱っています。
一方で、パッケージの見た目、ギフト感、シール、リボン、ブランドの世界観などは、また別軸の話題だったりします。
ギフト包装やブランド感は大切ですが、配送中に崩れてしまっては意味がありません。
まずは「無事に届く梱包」を作り、その上で見た目や世界観を整えていきましょう^^
- 無事に届くこと
- 箱の中で動かないこと
- 商品が崩れないこと
- 必要な情報が同梱されていること
- 発送作業が無理なくできること
お菓子通販の梱包資材チェックリスト
販売前に、次の項目を確認しておきましょう。
- 外箱を決めた
- 実際に商品を箱に入れてみた
- 緩衝材を入れても箱が閉まる
- 箱の中で商品が大きく動かない
- 配送方法のサイズ規定に収まる
- 個包装した後のサイズも確認した
- 同梱チラシやショップカードを準備した
- お礼カードや保存方法の案内を入れるか決めた
- 必要数の箱や資材を確保した
- 資材の保管場所を確認した
- 箱詰めにかかる時間を見積もった
- 梱包資材代を価格に入れて考えた
- 発送伝票の準備方法を確認した
まとめ|梱包資材は「無事に届けるための準備」
お菓子通販の梱包資材は、ただ箱に入れるためのものではありません。
配送中に崩れないようにする。
お客様の手元に無事に届ける。
箱を開けた時に違和感がない状態にする。
次回販売につながる情報を同梱する。
赤字にならないように資材代も価格に入れる。
そのための大切な準備です。
まずは、実際に商品を箱に入れてみましょう。
箱のサイズ、緩衝材の量、同梱物、送料サイズ、作業時間は、手を動かしてみると見えてきます。
最初から完璧な梱包を目指さなくても大丈夫です。
まずは配送中に崩れない形を作り、販売しながら少しずつ改善していきましょう。
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- お菓子通販の送料設定|赤字にしない考え方
- ネットショップの商品ページの作り方|写真・説明文・価格の考え方
- お菓子通販の始め方|許可・ラベル・発送・ネットショップ作成まで
お菓子通販は、ネットショップを作るだけでなく、商品設計、製造場所、食品表示ラベル、発送方法、送料設定、梱包資材まで確認することがたくさんあります。
「どんな箱や緩衝材を使えばいい?」
「配送中に崩れないか不安」
「同梱チラシやショップカードも準備した方がいい?」
「梱包資材代まで含めて赤字にならないか確認したい」
そんな方は、ひとりで悩み続ける前に、個別相談で今の状況を整理してみてください。
小さなお菓子屋さんLabでは、小さなお菓子屋さんを始めたい方に向けて、商品設計・製造場所・食品表示ラベル・ネットショップ準備・発送方法・梱包資材など、通販販売を始める前に確認したいことを一緒に整理するサポートをしています。
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