「ネットショップを作ったけれど、商品ページに何を書けばいいかわからない…」

「写真や説明文、価格をどう見せたら買ってもらいやすいの?」

そんな方に向けて、この記事では、お菓子ネットショップの商品ページの作り方を整理します。

お菓子のネットショップでは、お客様は実物を手に取ることができません。香りも、食感も、味も、食べる前にはわかりません。

だからこそ、商品ページで「食べる前に良さを伝える」ことが大切です。

SNSでも発信はできますが、タイムライン形式のSNSでは投稿がバラバラの点になりやすく、そのお菓子の良さや作り手の良さを一連のストーリーとして伝えるのが難しい仕組みです。だからこそ、そのページを見ただけで良さが伝わる1ページを作ることが大切です。

この記事では、商品写真、説明文、価格、送料、購入前に伝える情報を、初心者さん向けに整理していきます。

ネットショップの商品ページは「食べる前に良さを伝えるページ」

ネットショップの商品ページは、ただ商品名と価格を載せるだけのページではありません。

お客様に、

「美味しそう」
「自分に合いそう」
「贈り物に良さそう」
「安心して買えそう」
「今買ってみたい」

と思っていただくためのページです。

ネットショップの商品ページも同じで、お客様が商品ページを見た時に、

  • どんなお菓子なのか
  • どんな味なのか
  • 何個入りなのか
  • いくらなのか
  • 送料はいくらなのか
  • いつ届くのか
  • 受け取り時に在宅が必要なのか
  • 保存方法はどうすれば良いのか
  • ギフトに使えるのか
  • 誰が作っているのか

がわかるようにしておきましょう。

商品ページのゴールは「購入してもらうこと」

ランディングページは、「1ページ1ゴール」が大切です。

お客様にしてほしいアクション=ゴールの例
  • 予約してほしい
  • 購入してほしい
  • 問い合わせしてほしい
  • フォローしてほしい など

ネットショップの商品ページの場合、ゴールは基本的に「購入してもらうこと」です。

そのため、商品ページの中であれもこれも伝えすぎて、お客様が「結局どうしたらいいの?」と迷ってしまう状態は避けたいです。

商品ページに書くと良いこと
  • この商品はどんな商品か
  • 誰におすすめか
  • なぜ今買うと良いのか
  • どこから購入できるのか
  • どのような決済方法があるのか

詳しいランディングページ全体の作り方は別記事で扱い、この記事では「ネットショップの商品ページ」に絞って考えます。

商品ページを作る前に決めること

商品ページを作る前に、まず商品そのものを整理します。

商品を考える時のチェック項目
  • これ以上ないくらい自信作
  • 商品のウリが明確である
  • 配送に耐えられそう
  • ある程度量産できそうかどうか
  • 店名、屋号を決める
  • 店名、屋号のGmailアカウントを作る

お菓子通販では「配送に耐えられるか」も大切です。

店舗やマルシェで手渡しするなら問題がないお菓子でも、配送中に割れたり、崩れたり、温度変化で状態が変わったりすることがあります。

初めてネットショップで販売する場合は、壊れにくく、説明しやすく、量産しやすい商品から始めるのがおすすめです。

お手本となるページを探す

例えば、楽天市場の中で売れている商品など、情報量が多く、気合いが入った商品ページを探して観察します。

商品写真を準備する

商品写真は、ネットショップの商品ページでとても大切です。

商品撮影の準備
  • モデリングする写真を探す
  • 商品本体のラッピングを考える
  • 撮影用のお菓子を作る
  • 撮影用の小物、ラッピング資材、撮影機材を用意する
  • 商品写真を撮る
  • 商品名と説明文を考えて入力する

通販では、お客様は実物を見られない中で購入の意思決定をします。

だからこそ、写真で、

  • お菓子の全体像
  • 断面
  • サイズ感
  • 食感のイメージ
  • ラッピング
  • 箱に入った状態
  • ギフトとして届くイメージ

を伝える必要があります。

モデリングする写真を探す

いきなり自分の頭だけで写真を考えるのは難しいです。

まずは、お手本にしたい写真を探しましょう。

「この写真、素敵だな」
「この構図なら真似できそう」
「このラッピングの見せ方は参考になる」

と思うものを集めてから、自分の商品に置き換えて考えます。

商品ページの構成も、売れているページを書き写すことで、文章の呼吸や画像挿入の感覚がつかめます。

写真も同じで、良いなと思うページや写真を見て、「なぜ良いと感じるのか」を観察することが大切です。

商品本体とラッピングの両方を見せる

お菓子本体の写真だけでなく、ラッピングや箱の写真も用意しましょう。

お客様は、商品そのものだけでなく、

  • 自宅に届いた時
  • ギフトとして渡す時
  • 箱を開けた時
  • 誰かと一緒に食べる時

を想像しながら購入します。

特にギフト向けの商品なら、外箱、包装、同梱物、袋の有無なども見せておくと安心です。

商品説明文に書くこと

商品説明文では、写真だけでは伝わらない情報を補います。

商品説明文の構成例

トップ:お菓子の特徴が一発で伝わる画像
買う理由:こんなお悩みありませんか?、きっかけなど
結論:そのお悩みを解決するのはうちのお菓子です
理由①なぜ解決するかというと、お菓子のこだわり
理由②:なぜあなたがそれを売るのか
理由③:なぜ今買うべきなのか
理由④:お客様の声やメディア掲載
購入方法:どこから買えるのか、数量や金額など

1. どんなお菓子か

まず、何の商品なのかをわかりやすく伝えます。

例としては、

「米粉を使ったシフォンケーキです」
「発酵バターが香る、厚焼きクッキーです」
「ギフトにも使いやすい焼き菓子詰め合わせです」

のように、最初に商品全体がわかる説明を入れます。

おしゃれな表現も大切ですが、まずは「何の商品か」が伝わることが優先です。

2. どんな味・食感か

次に、味や食感を伝えます。

お客様は食べる前なので、できるだけ具体的に書きます。

  • さくさく
  • ほろほろ
  • しっとり
  • 濃厚
  • 軽やか
  • 香ばしい
  • 甘さ控えめ
  • バターの香り
  • チョコの余韻
  • 米粉ならではの口どけ

このような言葉を使いながら、食べた時のイメージが浮かぶようにします。

3. どんな素材や製法にこだわっているか

商品ページでも、素材や製法のこだわりは大切です。

ただし、材料名を並べるだけではなく、

  • なぜその素材を使っているのか
  • その素材によってどんな味になるのか
  • どんな食感を目指しているのか
  • どんな場面で食べてほしいのか

まで書けると、お客様に伝わりやすくなります。

4. どんな人・どんなシーンにおすすめか

商品ページでは、「誰におすすめか」も書いておくと親切です。

  • 自分へのご褒美に
  • お世話になった方へのギフトに
  • コーヒーや紅茶と一緒に楽しみたい方に
  • 小麦を控えている方に
  • 甘すぎないお菓子が好きな方に
  • 手土産に使える焼き菓子を探している方に

お客様は「この商品が自分に合っているか」を考えながら見ています。

だからこそ、どんな方におすすめかを書いてあげると、購入の判断がしやすくなります。

5. 内容量・価格・送料・発送方法

最後に、購入に必要な情報をわかりやすく書きます。

ネットショップ資料では、ネットショップの商品ページを作る時に、発送方法、梱包資材、送料、価格、特定商取引法に基づく表記などを整えることが挙げられています。

商品ページには、最低限、次の情報を入れておきましょう。

  • 商品名
  • 内容量
  • 価格
  • 送料
  • 発送方法
  • 発送予定日
  • 保存方法
  • 賞味期限または消費期限
  • アレルギーに関する注意
  • ギフト対応の有無
  • キャンセルや変更について

価格の考え方

商品ページでは、価格も重要です。

ただし、この記事では原価計算の細かいやり方までは扱いません。

ここでは、商品ページに価格を書く時の考え方を整理します。

ネットショップ資料では、発送方法や梱包資材を考えた上で送料を設定し、送料を考えた上で商品の価格を設定すると整理されています。

つまり、価格は「お菓子そのものの材料費」だけで決めるものではありません。

ネットショップ販売では、

  • 材料費
  • 包装資材
  • 箱代
  • 緩衝材
  • 同梱チラシ
  • 送料
  • 決済手数料
  • ネットショップ手数料
  • 製造場所の利用料
  • 作業時間

なども関わってきます。

商品ページ上では、価格そのものをわかりやすく表示しつつ、送料が別なのか、送料込みなのかも明確にしておきましょう。

「商品価格は安く見えるけれど、最後に送料を見て高く感じる」こともあります。

お客様が購入前に不安にならないように、価格と送料はわかりやすく書いておくことが大切です。

商品ページはスマホで必ず確認する

お客様はスマホで見ることが多いです。

パソコンではきれいに見えていても、スマホでは、

  • 文章が長すぎる
  • 改行が変
  • 写真が見づらい
  • 購入ボタンまで遠い
  • 送料や発送方法が見つけにくい

ということがあります。

商品ページを作ったら、必ずスマホで確認しましょう。

いきなり作らず、紙とペンで下書きする

いきなりパソコンに向かうのではなく、紙とペンを用意して、まず手書きで書き始めましょう!

というのも、いきなりBASEやSTORESの管理画面に入力し始めると、途中で手が止まりやすいです。

先に紙やメモアプリで、

  • 商品名
  • 最初に見せる写真
  • 短い紹介文
  • 味や食感
  • 素材や製法のこだわり
  • おすすめの食べ方
  • 内容量
  • 価格
  • 送料
  • 発送方法
  • 賞味期限
  • 保存方法
  • 購入前の注意点

を書き出しておきましょう。

先に下書きを作ってから入力すると、ページ作成がスムーズになります。

商品ページでよくある失敗

商品ページでよくある失敗は、次のようなものです。

  • 写真が少なく、商品のイメージが伝わらない
  • 何個入りか、サイズ感がわからない
  • 味や食感の説明が少ない
  • 価格と送料がわかりにくい
  • 発送日や到着時期がわからない
  • 保存方法や賞味期限が書かれていない
  • ギフト対応の有無がわからない
  • 作り手のこだわりが伝わらない
  • 購入ボタンまでの流れがわかりにくい

お客様は、わからないことがあると購入を迷いやすくなります。

商品ページは、お客様の不安を一つずつ取り除くページだと考えましょう。

まとめ|商品ページは「買う前の不安」を減らす場所

ネットショップの商品ページは、食べる前に良さを伝えるページです。

お客様は、実物を見たり、香りを感じたり、試食したりすることができません。

だからこそ、写真、説明文、価格、送料、発送方法、保存方法などをわかりやすく整理しておく必要があります。

商品ページ作成ステップ
  1. お手本となるページを探す
  2. 商品写真を用意する
  3. 味や食感を具体的に伝える
  4. 素材や製法のこだわりを書く
  5. 誰におすすめかを伝える
  6. 内容量、価格、送料、発送方法を書く
  7. スマホで見え方を確認する

という流れで整えていきましょう。

商品ページは、ただ情報を載せる場所ではありません。

お客様が「これなら安心して買えそう」と感じるためのページです。

まずは紙とペンで下書きをして、自分のお菓子の良さが伝わる商品ページを作っていきましょう。

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ABOUT ME
yuko kimura
名古屋で菓子製造/飲食店営業許可付きシェアキッチン"すたーとあっぷきっちん"を営んでます / @startup5kitchen / '88年名古屋生 / 名工大建築卒 / 栄養士 / 一児の母 / 小さなお菓子屋さん始め、やりたいことに一歩踏みだす人を増やしたい!