お菓子販売の「集客と発信」完全ガイド｜SNS・SEO・MEO・PR・広告

「お菓子を販売したいけれど、どうやって集客すればいいの？」「SNSで発信しているけど、なかなか売上につながらない…」そんなお悩みはありませんか？

この記事では、お菓子販売の「集客・発信」の全体像を整理しました。InstagramやXといったSNS、LINEやメールマガジンによるファンづくり、SEO・MEOを活用した検索集客、さらにはメディア掲載や写真・動画の工夫まで、幅広くカバーしています。

はじめに：集客・発信の重要性と全体像
Instagram集客の基本
X（旧Twitter）の活用法
Facebookで親近感
YouTube・TikTokの活用法
standFMなどの音声SNS
LINE・メールマガジンでファンを育てる方法
SEO・MEOで検索流入を増やすテクニック
メディア掲載・PRの活用方法
広告活用（Instagram広告・Google広告）
写真・動画のクオリティを上げるコツ
集客の失敗例から学ぶ改善策
まとめ｜集客・発信は「仕組み化」で安定させる
よくある質問（FAQ）
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はじめに：集客・発信の重要性と全体像

お菓子を販売するうえで、集客は「売上の入り口」となる重要な要素です。SNSやSEOといった流入チャネルを増やしながら、LINE・メールマガジンでファンを育成する、さらにPRや写真のクオリティを高めて信頼性をアップする。この「集客→教育→販売→アフターフォロー」の流れを意識することで、売上の安定化を狙っていきます。

販売フロー　お菓子販売の「集客と発信」完全ガイド｜SNS・SEO・MEO・PR・広告

もう一つ、販売ファネルという考え方があります。先ほどの「集客→教育→販売→アフターフォロー」の流れに人数という概念を追加したものです。

販売ファネル　お菓子販売の「集客と発信」完全ガイド｜SNS・SEO・MEO・PR・広告

理想は、パスタ鍋のように、【ブランドを知った人数＝購入者数】ですが、お店について知ってくださった方全員が全員ご購入くださるとは限らないため、SNSなどで知った人＞LINEやメールマガジンに登録した人＞購入した人＞リピーターとなります。

販売ファネルについて、お客様が体験する流れは上から下で、お菓子屋さんが考える、作っていく順番は下から上です。

というのも、誰でも彼でもSNSのフォロワーさんが増えれば良いかというと、できれば、未来のお客様（見込み客）を増やしたいですよね。であれば、まずは商品を決めて、その商品に興味を持ってくださるお客様に向けた発信をしていく、という順番が近道です。

余力があれば、「リピートしていただきやすい、ギフトでも使っていただきやすい、口コミで広めたくなるような商品はどんなものだろう？」とチラリと考えてみることをオススメします＾＾

具体的に見ていきましょう！

Instagram集客の基本

今やお菓子販売の集客に欠かせないSNS、特にInstagramはビジュアルとの相性が良く、未来のお客様（見込み客）との最初の接点になっています。

画像＋文章、ショート動画で、世界観を伝える・認知拡大を狙えます。

スクールの受講生さんの中でも、Instagramのアカウントを0から作り直して、1ヶ月経たないうちにフォロワーさんが100人になり、Instagramでお菓子が売れた例があります＾＾

X（旧Twitter）の活用法

140文字の短文が中心で、画像やショート動画も投稿できます。ニュース性のあるリアルタイムな発信と、「中の人」の人となりとで共感獲得を狙っていきます。

また、コメントやリツイートなどでフォロワーさん読者さんとコミュニケーションを取れます。

Facebookで親近感

画像のみ、文章のみ、画像＋文章という投稿形式。オンラインだけでつながっているユーザーもいますが、リアルな現実の友人知人とつながっているユーザーも多いので、「友達の友達」という立ち位置を狙いやすく、「〇〇さんが紹介してる・フォローしているこのアカウント、良いのかも？」という評価を獲得しやすいです。

YouTube・TikTokの活用法

YouTubeは長尺動画やショート動画のプラットフォームです。お菓子のレシピ動画、お店の紹介動画、お取り寄せ動画で認知拡大を狙います。

TikTokはショート動画が中心で、拡散力獲得が魅力です。

standFMなどの音声SNS

実はシェアキッチンの作り手さんや、お菓子販売の相談を受けていると、「ネットラジオを聴いています」という若手が多いことに気づきます。動画や写真や文章は、基本的に「目で見る」発信で、見ている間は他のことができない、というデメリットがあります。耳で聞くラジオは「ながら」で視聴できるため、最近特に注目されています。

LINE・メールマガジンでファンを育てる方法

お菓子販売において、SNSで出会った人を「お客様」に変えていくには、LINEやメールマガジンが大切です。SNSは「お客様がSNSを見に来ないと情報を届けられない」ですが、LINEやメールマガジンは「お菓子屋さんが情報を届けたいタイミングで届けられる」ツールとなります。

新作や販売日、キャンペーンのお知らせ
お菓子作りの裏側やストーリー
限定クーポンや試食会の案内

→ 実際の設定方法は近日公開予定「LINE・メールマガジンの始め方」をどうぞ＾＾

SEO・MEOで検索流入を増やすテクニック

ブログ記事やホームページを整えると、Google検索からの集客が見込めます。また、店舗やお客様が来店できる工房を持つ場合はMEO（Googleマップ上位表示）が効果的です。

SEO：ブログ記事で「お菓子＋地域名」「お菓子＋販売方法」など検索されるキーワードをカバー。
MEO：Googleビジネスプロフィールを登録し、写真や最新情報を更新する。

→ 詳しくは近日公開予定「SEO/MEO完全ガイド」で解説しています。

メディア掲載・PRの活用方法

新聞や雑誌、地域メディアへの掲載は、一気に信頼性と知名度を高めます。記者さんに情報を届けるプレスリリース、SNSを通じた取材依頼など、小規模でもできるPR戦略があります。

広告活用（Instagram広告・Google広告）

1日数百円からテストできるSNS広告や、検索意図に応じて表示されるGoogle広告も、小さな規模のお菓子屋さんに有効な集客手段です。

Instagramを眺めているとちょこちょこ出てくる、「投稿を宣伝」という文字。既存の投稿に広告をかけることができます。

写真・動画のクオリティを上げるコツ

お菓子の魅力は「見た目」で伝わる部分も大きいです。スマホでも十分きれいに撮れる時代ですが、光・角度・編集を工夫するだけで売上が変わります。動画は作業工程や完成シーンを映すと効果的です。

関連記事：【スマホでOK】お菓子の美味しさを倍増させる写真撮影の基本

集客の失敗例から学ぶ改善策

よくある失敗は「SNSを毎日投稿しているのに売上につながらない」「PRしても問い合わせが来ない」といったものです。原因は「届ける相手が明確でない」「CTA（Call to Action＝行動喚起）が弱い」ことが多いです。

ターゲットを絞って発信する
投稿の最後に「次の行動」を明確に書く
失敗を小さな実験ととらえて改善を繰り返す

まとめ｜集客・発信は「仕組み化」で安定させる

集客・発信は一度やって終わりではなく、継続して、仕組みとして回していくのが大切です。

SNS → 新規顧客との出会い
LINE・メールマガジン → ファン育成
SEO・MEO → 検索からの継続流入
PR・写真 → 信頼と拡散

ただ、お菓子を作りながら、すべてを毎日継続してやることは時間的に難しいので、

時間を作って1週間分の投稿をまとめて作る→毎日投稿してストーリーズでシェア
スキマ時間にいいね回りをする
新規フォロワーさんへのDM（ダイレクトメッセージ）の雛形を作っておく

という形で、ある程度ルーティーンができると、安定してお客様が集まる「お菓子屋さんの集客エンジン」が出来上がります。詳細は各リンク先の記事でさらに深掘りしていきましょう＾＾

よくある質問（FAQ）

Q1.SNSはどれから始めたら良いですか？

A.理想は無料で使えるものは全て試してみて、お客様の反応の良いものを残す！ですが、なかなか、あれもこれも手を拡げることは難しいですよね。何か一つと言われたら、Instagramをおすすめします！お菓子は購入前には味がわからず、見た目やビジュアルに影響される部分が大きく、画像がメインのSNSであるInstagramと相性が良いです。

Q2.SNSに何を投稿したら良いですか？

A.他のお菓子屋さんの投稿を観察して、まずは真似するところから始めましょう！例えば、

販売予定のお菓子
お菓子を器に盛った写真
食べているシーン
パッケージ
マルシェ出店の様子
ネット販売の準備をしている様子
製造中の様子

など、お客様がワクワクする、魅力を感じる写真を思い描いて撮って投稿してみましょう。

Q3.投稿しているのにフォロワーが増えません

A.以前より、「フォローする」という行為のハードルが高くなったように感じます＞＜お菓子に限らず、自分が他のアカウントをフォローする時の感情や行動を振り返って、「思わずフォローしたくなるアカウントはどのようなアカウントだろう？」と考えて、「これかな？」と思い当たることを実践して検証していきましょう！