シェアキッチンやってると、「開業届って出した方がいいですか?」と、よく聞かれます!

個人的な意見としては、売上規模が小さいうちは出しても出さなくても特に影響はないと思いますが、ちょっと力入れてやっていこうかな〜!という方は、出しておくのがオススメです◎

もちろん、お勤め先の副業ルールに問題がなければ、という前提です^^

※本記事は、シェアキッチン運営者としての経験をもとにした一般的な情報です。税理士・会計士などの資格を有する立場での助言ではありません。実際に手続きをする際は、国税庁・税務署・税理士等にご確認ください。

開業届とは?

そもそも開業届とは、「自分でお仕事を始めたことを税務署に知らせる書類」のこと。

国税庁の公式サイトによると、
「新たに事業を開始したときや、事業所を新設・移転・廃止したときに行う手続き」
と書かれています。

つまり、「お仕事始めたよ〜」「住所変わったよ〜」という報告ですね◎

開業届の用紙は、
国税庁のサイトからダウンロードするか、
最寄りの税務署の窓口でもらうことができます。

お菓子販売で開業届を出すタイミング

国税庁の案内では、個人で新たに事業を開始した場合、開業届を提出することになっています。

ただ、お菓子販売を始めたい方の場合、最初から「今日から事業です!」ときれいに線引きできるとは限りません。

次のような状態になってきたら、開業届を出すタイミングとして考えてよいと思います。

  • 継続的に販売していく予定がある
  • 屋号を決めて、お店として発信していきたい
  • マルシェ出店や通販販売を始める
  • 売上や経費を事業として管理していきたい
  • 青色申告を検討したい

私個人の感覚としては、「ちょっと力を入れてやっていこうかな」と思った時が、開業届を考えるタイミングです。

ただし、会社員の方は、お勤め先の副業ルールを必ず確認しておきましょう。

また、ご家族の扶養に入っている方は、税金上の扶養だけでなく、社会保険上の扶養の考え方も関係する場合があります。心配な方は、税務署、勤務先、健康保険組合などに確認しておくと安心です。

「開業届を出しているかどうか」と「確定申告をする必要があるかどうか」は別の話題です。

開業届を出すメリット

  • 個人事業主として登録される
  • 税務署から確定申告や帳簿講習の案内が届く
  • 保育園などで「就労証明」として使えることもある(自治体による)

「個人事業主になる」と言っても、特別な資格や審査があるわけではありません^^

強いて言えば、「自分でお仕事を始める人」が対象、というだけです。

開業届の屋号欄はどう書く?

開業届を出す際に屋号が決まっていたら書いたら良いでしょうし、決まっていなければ、空欄でも良いのでは…というのが、個人的な感覚です。

というのも、法人名(会社名)であれば、税務署だけでなく法務省・法務局にも関わる話題なので気軽に変更などはできませんが、個人の屋号には人格がありませんので(法律上の人格は法人名・個人名のみ)、そんなに神経質にならなくても…という印象です。

確定申告との関係

開業届を出すと、税務署から確定申告や帳簿づけに関する案内が届くことがあります。

  • 白色申告:比較的シンプルな帳簿。青色申告特別控除は使えない。
  • 青色申告:帳簿づけの手間は増えるが、青色申告特別控除などのメリットがある。

青色申告の方が節税メリットは大きいので、売上が少しずつ上がってきたら検討してみましょう◎

開業届の作成は「freee」が便利!

開業届は手書きでもOKですが、最近は「freee」という会計ソフトの開業届作成サービス(無料)を使うと、質問に答えるだけで簡単に作成できます^^

👉 freeeの開業書類作成はこちら

  1. サイトにアクセスして「開業書類を作る」をクリック
  2. メールアドレスとパスワードを登録
  3. 順番に質問に答えて入力(名前・住所・職業など)
  4. 最後にPDFをダウンロードして、印鑑とマイナンバーを添えて提出!

スマホでもPCでもOK。
入力内容を保存しておけるので、途中で中断しても安心です◎

提出先と提出方法

  • 提出先:提出先:納税地を管轄する税務署
    ※多くの場合は自宅住所を管轄する税務署ですが、事業所や製造場所を納税地としている場合は、その所在地を管轄する税務署になる場合もあります。不安な方は、提出前に税務署へ確認しましょう。
  • 提出方法:窓口/郵送/e-Tax(マイナンバーあり)

おすすめは、税務署の窓口に直接持参する方法です。

  • 控えに日付印を押してもらえる
  • わからない欄をその場で質問できる

ただし平日日中しか開いていないので、難しい場合は郵送でもOKです^^

よくある質問(FAQ)

Q1.小さなお菓子屋さんは開業届、どうしているの?

シェアキッチンの作り手さんでいうと、

  • 主婦さん(パート有/無)でお菓子販売
  • 正社員をしながら副業でお菓子販売
  • たまに学生さん

という属性の方々なので、ご家族の扶養に入っている場合が多いです。

そんなに売上が大きくない場合、「開業届を出すほどでは…」ということで出していない場合も多々あります。(開業届を出していなくても、確定申告が必要な人に該当しなくても、何をいくらでいくつ売った、何をいくらで仕入れた、ということはメモしておくことをオススメします)

もちろん、シェアキッチンの作り手さんでも扶養に入らずお菓子販売を本業にしていきたい方は開業届を出している傾向があります。

ちなみにこの記事を書いている中の人は、「物件を借りる」ということが入っていたからでしょうか、特に悩まず開業届を出しました^^;

Q2. 開業届は出さないといけませんか?

A.「規模感による」と考えています。

国税庁のホームページには

新たに事業を開始したとき、事業用の事務所・事業所を新設、増設、移転、廃止したとき又は事業を廃止したときの手続です。

ー引用:国税庁 A1-5 個人事業の開業届出・廃業届出等手続

とありますが、個人的には「規模感による」かなぁと考えています。

開業届を出しても出さなくても、確定申告をする必要がある人に該当すれば、確定申告をしなければならないので、開業届は「気持ちの問題」かなと思いつつです。

Q3.開業届を出したら扶養はどうなりますか?

開業届を出す=扶養から外れる、とはならないと認識しています。

ただし、扶養には「税金上の扶養」と「社会保険上の扶養」があり、それぞれ考え方が異なります。また、制度改正によって基準が変わることもあります。

ざっくり言えば、税金上は所得、社会保険上は収入の見方が関係してきますが、具体的な判断はご家庭の状況や加入している健康保険組合によって変わる場合があります。

心配な方は、税務署、勤務先、健康保険組合などに事前確認しておくことをおすすめします。

参考:首相官邸 いわゆる「年収の壁」対策

まとめ|「開業届」は夢のスタートライン

開業届は、「自分のお店を始めます!」という小さな宣言のようなもの。

売上が少なくても、書類の提出を通して「よし、やるぞ!」という気持ちがぐっと高まります^^

ぜひ、あなたの新しいスタートに合わせて、freeeなどを使って気軽に作ってみてくださいね!

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